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損しないための営業マンとの関わり方

ネット、電話、店頭や訪問販売も含め、世の中には様々な営業をする方がいます。

・家電量販店
・自動車
・保険
・不動産
・金融機関の窓口

様々な場面で営業や販売担当の人から説明や勧誘を受けて、モノやサービスを買ったことがある人も多いと思います。

得することもあれば損するケースもあるなかで、自分や大切な人を守るための営業マンとの関わり方を解説します。

いろんな営業の人がいる

ひとくちに営業マンといってもいろんな人がいます。

真摯に顧客に向き合い、顧客のためになる商品だけ提案する人もいれば、とにかく売れたらそれでいいと考える人もいます。

そのため、「営業マン=全部悪い」といいたいわけでもないし、営業マンを否定するものでは全然ありません。

お互いの相性とかもあるので、同じ営業マンの人でも、Aさんにとっては最高の人かもしれないし、Bさんにとっては最悪な人かもしれない。

営業に関わらず世の中には正解がない。

そのため、営業だから全部聞く価値がないとか付き合う必要がないとは思いません。

ただ、なかには顧客のことは全然考えず、自分が得したい考えで近寄ってくる人も多いので、

ご自身なりの営業マンとの付き合い方、接し方、関わり方、判断基準を持っておく必要があります。

今回の記事はその参考になれば嬉しいです。

営業マンの目的とあなたに提案する理由

営業マンは

  • 何が目的で活動しているのか
  • なぜあなたに提案するのか

結論から言えば

  • 売るため
  • 営業マン、所属会社が儲けるため

です。

ボランティアや慈善事業をしているわけではないでしょうし、相手も民間企業の社員、個人事業主だったりするので、売上(利益)をあげる必要があります。

  • 無料でセミナーを開催する
  • 無料で相談に応じる

といったケースも多いですが、それらも全ては最終的に自社の商品を売るためのツールです。

営業マンの勧誘は一切避けたらいい?

なかには

「営業マンは儲けるのが仕事で高確率でロクなことがないから、彼らからの勧誘は全て避けたら損しない」といった考え方もあります。

確かに営業マンからの勧誘や情報を一切シャットダウンすれば、詐欺にあったり損するリスクも減ります。

  • 営業マンからの勧誘や情報を全て避ける
  • 何かモノやサービスを欲しくなったら、ネットやSNSで調べる
  • いざ買いたい時に通販で買ったり、担当者に連絡すればいい

このような考え方もあります。

今はスマホ1つで何でも買える時代ですし、店舗や窓口などでの対面営業のリスクを避けるにはネットで買うのが一番です。

マンション投資、電気料金の切り替え、電気やガス会社の切り替え、保険の見直し、住宅ローンの見直しなどの営業電話がスマホや固定電話にかかってくることもありますが、これらは一切無視でいいと考えています。

なかには、「またお電話させていただきます」などと、にこやかな声で返されることもあり、かなり粘ってくる人もいますが、

「もし何か用事がある場合は、こちらから連絡しますので、電話はしなくて大丈夫です。」

このように丁重に断っています。

ただ、「営業=全部悪」と考えるのは極端かなと思います。

営業マンとの付き合いから、良くも悪くも学べることも多いと考えているからです。

ひとくちに営業といっても、いろんなパターン、シーンがあります。

例えば不動産(マイホーム)の営業を受け、結果的に契約までいかなかったけど、不動産を含めて様々な話で盛り上がり、その人の紹介で別のつながりができる・・なんてケースもあります。

どこからタメになる情報が入ってきたり、人間関係が広がっていくか分かりません。

「ああ、営業か、そんなものは求めていないから」とシャットアウトするのではなく、プラスになる可能性が少しでもあれば、最初から全面シャットアウトせずに、扉を開けておくのも大事かなと思います。

騙されない、損しないためにも

世の中にはいろんな人がいます。

自分の売上しか考えていない営業マンもいるので、その場合は全力で避けます(笑)

それこそ繁華街のキャッチみたいなパターンも多いです。

繁華街を歩いているとキャッチのお兄さんやお姉さんが近づいてくることがあります。

相手も仕事なので近づいてくるだけならいいのですが、こちらが「いや、結構です(今はそれを求めていない)」と言って、お断りしても、

  • そこをなんとか本当にお願いします
  • いまならお客さんだけ半額にします

などといってグイグイ迫られることもあります。

こちらが全然求めていない、興味もないのに、自分のテリトリーにグイグイ来られたら不快感、恐怖しかないですよね(苦笑)

営業を受けたいと考える人は少ないです。

営業に限った話ではありませんが、話を聞いて、あなたが全然欲しいと思わない、求めていないものは、まだニーズがない証拠です。

そして、それがはっきりしている場合は、相手にしっかり伝えたほうがいいと思います。

日本人の特性として「察する」文化があり、言葉で言わなくても察してくれみたいな風潮もありますが、それは不可能です(苦笑)

長年一緒にいる家族でさえ、相手が何を考えているか分からないことも多いのに、そうではない相手に察してくれといっても無理があります。

お互いの時間を無駄にしないためにも、営業の話に関わらず、自分自身が求めていない場合は「それは求めていません」というほうがいいのかなと思っています。

断れない人ほど要注意

人の話を断りにくい人ほど、悪質な営業マンに搾取され、1回どころか何回も騙されてしまうケースも少なくありません。

  • 人の提案や話を断りにくい
  • そもそも断る行為が苦手
  • 人に嫌われたくないと思ってしまう

このような場合は

詐欺被害を防ぐために、

営業マンからの勧誘や情報を全て避けるか、他人との話し合いや交渉が苦ではない人とタッグを組むのも1つの方法です。

勧誘を全て避けると、もしかしたらタメになるかもしれない情報もシャットアウトしかねないので、

個人的には、営業マンとの付き合いに慣れている人とタッグを組むのがおすすめです。

まとめ

営業と聞くと、あまり良いイメージを持たない人も多いかもしれませんが、「営業=全て悪」と決めつけるのは早計です。

どこからタメになる情報が入ってきたり、人間関係が広がっていくか分かりません。

思わぬきっかけで、チャンスが転がり込んできたりします。

良くも悪くも、決めつけたり思い込んだりしないように気をつけたいです。

補足〜YOHEIは営業マンなのか〜

私自身お金の話をすると

・営業ですか?
・商品のブローカーですか?

と聞かれることも多いですが、営業でもブローカーでもありません。

お金の考え方を啓蒙していく教育を行っているといっても、「え?結局営業でしょ、何が違うの?」と誤解されることもしばしば。

どうすればお金のマインドブロックを取り除けるか、営業との違いを打ち出せるか、これは自分自身もこれからも課題です。