今回は「潜在意識の影響は意外にも大きい」といった内容をお話します。
- 今の生活、暮らしをもっと良くしていきたい
- 仕事家事育児で毎日大変、もっと時間、余裕が欲しい!
- 給料が少なくて毎月家計がギリギリ、なんで生活が楽にならないの?
- 今よりもっと生活を楽に、豊かにしていきたい
- なんとかして現状を脱却していきたい
このような悩みを抱える人は多いと思います。
その一方で、
- 給料以外の収入源を作っていきましょう
- 会社に行って働く以外の選択肢も考えましょう
- 資産形成、運用をとりいれていこう
- 人生の問題の90%以上はお金が関係しているから、お金の勉強を一緒にしよう
などと言っても、
90%以上の人は
- それはちょっと今はいいです
- 自分は関係ないから、それを求めている人にどうぞ
- 自分には難しいです
- お金お金って考えたく有りません
といった感じで敬遠されます。
例えば
お金持ちを目指そう!と言われても、どうせ無理とか、自分にはできないと考えてしまうのです。
それはなぜなのか。
いまの状況とかけ離れすぎている
例えば
- 月収1000万円、それ以上を目指す
- 金融資産から生活費を稼いでファイナンシャルフリーダムを目指す
などと話をすると
ほとんどの人は「そんなの夢物語で自分には関係ないし無理だ」と考えます。
周りで本気で目指している人がいても、それを実際に指摘するしないは別にして
- 世の中そんなに甘くないから
- 現実を見て地に足つけて働けよ
- 頭冷やして考えたほうがいいよ
このように思うかもしれません。
なぜこのようなパターンになりがちなのか。
それは、いまの自分の状況とかけ離れすぎていて具体的にイメージできないからです。
例えばハワイに旅行しようと考えたら何をしますか?
頭の中で思うだけで自動的にハワイに到着するわけではありません。
ガイドブックを買う
旅行ブログを読む
ハワイに行ったことがある
友人の経験を聞く
↓
ハワイでやりたいことを挙げる
泊まりたいホテルを挙げる
↓
具体的な日程
旅行の予算を組む
↓
航空券の予約
ホテルの予約
レジャーの予約
このような感じで
具体的に手続きを進めていきます。
具体的なイメージや流れがはっきりするほど、やる気も上がるし楽しみになりますよね。
一方でお金の話になるとどうか。
- 会社員(サラリーマン)
- 1日8時間週5日以上働く
- 休みは土日など多くても週2日程度
- 仕事以外の予定は土日などに集中しがち
- 月20〜30万円の給料
- 給料やボーナスは上がらない
- 給料の削減、ボーナスカットへの恐怖
- 仕事、家事、育児で多忙
- お互い多忙で、家庭でゆっくり話をできない
このような状況で生活している人が多いです。
そのなかで
月収1000万円目指そうとか、利息で生活するファイナンシャルフリーダムを目指そう、労働以外の収入源大事などと言われても、「だから何?」「そんな夢物語を言う暇があったら家事を手伝ってくれよ」となりがちです。
現在の状況とあまりにかけ離れていて具体的にイメージできないからです。
子どもの頃からの社会的洗脳の影響
- 働かざる者食うべからず
- 汗水たらして働いて得たお金こそ価値がある
- 清く貧しい精神こそ美しい
- 投資とかで得たお金は所詮泡銭
- 投資家や銀行はセコい
- お金儲けの話は人前でするものではない
- 無駄遣いせず、楽しようとせず、一生懸命働いて貯金しなさい
- 良い大学に入り、良い会社に入って、一生懸命働く人が勝ち組
このように
子どもの頃から親、家庭、学校教育で徹底的に刷り込まれます。
そのため、
あまり働いていない人が月収1000万円稼いでいるといった話を聞くと「パンク」します。
- どうせ怪しい
- そんなうまい話あるはずがない
- 実は悪いことして稼いでいるのではないか
- もともとお金持ちで裕福だったから成功しただけ
などと、他人事として自己完結してしまう。
できないのではなくイメージできない影響が大きい
できるできないではなく、具体的にイメージできないから、資産(お金)も全然増えない。
では、どうすれば思い込みから脱却して、お金に対して具体的なイメージを持てるようになるのか。
一番シンプルなのは
月収1000万円
利息で生活する
労働以外の収入源
これらを達成している人
結果を出している人
本気で目指している人
このような人と
つながることです。
実際に彼らのお金の貯める、稼ぐ、ふやす、守る、使うといった考え方や実践方法を間近で見ることで、これまで夢物語だったものが少しずつ現実味を帯びていきます。
そのなかで
- 実際にこんな世界があるのか
- 自分にもできるかも
といった強い思いや自信に変わっていきます。
私自身も現在、お金の勉強や資産形成の実践をしながら、教育事業として、お金の考え方を伝える活動をしています。
これも同じ志を持つ事業者仲間とのつながりを作るためです。
事業者仲間と日々様々な情報を共有して、本やネット、マスメディアからは絶対に入ってこない、得られない情報を手に入れることができるのも大きいです。
類は友を呼ぶといったことわざがありますが、実際に環境はかなり大事です。
自分の年収は頻繁に付き合いのある周りの10人の年収を合計して割ったもの(平均化したもの)とよく言われます。
周りの平均年収が
400万であれば自分も400万
1000万であれば自分も1000万
1億であれば自分も1億
といった感じです。
収入だけではありません。
例えば、お金儲けは悪だ、投資は怪しい、このように考える人たちに囲まれていると、無意識のうちに自分もそう考えるようになります。
そのため、
これから本気でお金の勉強をしよう、資産形成を始めていこう!と思ったら、一緒にお金の勉強や資産形成をする友人や仲間を作るのも大きな手段の1つです。
もちろん誰にも頼らず自分1人で勉強と実践を繰り返す人もいます。周りの環境がどうであれ、自分は自分だからと強い信念を持って影響されない人もいます。
ただ、多くの場合は、周りの意見や環境に流されがちです。
投資なんてやるもんじゃない、お金お金って性格悪く思われるぞ、投資なんて楽するんじゃなくて真面目に働け!と考える人がいたら、無意識のうちに「やっぱりそうなのかな」と考えるようになります。
もちろん、今ある人間関係を全て断ち切ろうと言った話ではありません。
大事なのは今の環境や人間関係、ライフスタイルだけで判断する、変えていこうとするのは難しいこともあるということです。
人は良くも悪くも周りの環境に左右されます。
お金のことを学ぶ、具体的に実践するためには、お金のことを肯定的に、積極的に考えて実践する人が周りにいるかいないか
これは非常に大きいです。