某ウイルスの影響で外出自粛が続き、ストレスをためている人も多いですが、今の過ごし方でアフターCの時に大きな格差が発生していると思います。
自粛だけでは意味がない
某ウイルスの影響で、緊急事態宣言が発令され、外出自粛をしましょう!と何度も呼びかけられ、さすがに今の時期に、不要不急で外に出るのはマズイよね?みたいな雰囲気が出ていますね。
ただ、自粛しよう=何もしてはいけない、わけではありません。
自粛ムードと聞くと、不要不急の外出を控え、家の中でじっと我慢する、耐えるイメージがあるかもしれませんが、それではいつか必ず「破綻」します。
ただ自粛するのではなく、今の騒動が落ち着いた時、どのように生活していくのか真剣に考えて、少しずつ行動していく必要があります。
アフターCの時代は、経済や社会、生活の仕組み、働き方、稼ぎ方など、あらゆる「常識」がガラッと変わっていく可能性が高いです。
今までの当たり前は通用しなくなるかもしれないのです。
確かに感染しないためにはどうすればいいのか、まわりにうつさないためにはどうすればいいのか等、今まさに起こっている目の前の問題に対応する必要もありますが、将来のことも考えて、生き残る術を身につけていかなければなりません。
すでに変化が起こっている
今までの「当たり前」といえば
- 会社に所属して給料をもらう
- 仕事の日は毎日満員電車で通勤する
- 1日8時間、週5日以上働く
- 残業代で稼ぐ
- 職場との距離で生活環境を決める人が多い
- 都会に人口集中で、地方は過疎化が深刻
こんな感じでした。
ただし、例えば在宅勤務(テレワーク)をする人が増えるなど、現在進行形でじわじわ変わっていますね。
3密といった言葉もメディアで何度も報道されていますが、会社や居酒屋、テーマパーク、エレベーター、公共交通機関、公共施設など、とにかく人が集まるところはリスクが高い状況となってしまいました。
今回の某ウイルスが今後収束したとしても、またいつ、どこで同じような問題が出てくるか分かりませんし、「人が集まるのは危ないんだ」といったイメージが、人々の中に植え付けられたように感じます。
ネガティブなイメージはなかなか払拭されにくいです。
在宅勤務が一般的になると、通勤の概念も崩れます。
東京都23区や大阪、名古屋、福岡といった、会社の本社や支社などが集まる大都市圏に、わざわざ住んだり電車で通う必要がなくなります。
もちろん全ての仕事がオンラインでできるわけではないですが、全員が同じように都会に住んで、通勤して〜といった必要がないわけです。
すると何が起こるのか。
- 職住近接の概念がなくなり、無理して賃料の高い大都市圏に住む必要がない。
- 住みたい街ランキングが急変する。
- タワーマンションの価値が急落
- 都会から地方へ「移住」する人が増える。
このようなことが起こるかもしれません。
タワーマンションも、
- 同じ場所に大人数が集まる
- ロビーやジムなど豪華な共用部分、エレベーターも3密状態
といった状態で、近くのスーパーや薬局に行くだけでもリスクが高くなってしまう状態です。
東京五輪が延期され、選手村に建築されて、五輪後に譲渡される予定の分譲マンションは、今後の状況次第では受け渡しが延期される可能性もあるなど、
もはや新築ではなく中古物件状態、さまざまなリスクが顕在化して資産価値が急落する可能性もあり、タワマンを35年ローンなどで無理して買った人などは・・って感じですね(汗)
都会から地方へ移住すると、家賃も下がる、物価も安い、無駄な飲み会に行く必要もなくなる・・といった感じで、全体的な生活コストが下がり、使うお金も減るかもしれません。
乗り越える人、そうではない人の違い
変化できるか、できないか。
・・・だと思います。
これからは働き方、生活の仕方、世の中もどんどん変わると思います。そのなかで、わたしたちも変わらなければ、生き残ることができません。
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』
第14回放送「聖徳寺の会見」で、織田信長と斎藤道三のやりとりが話題になりました。
織田信長を演じる染谷将太さんの「これからは戦も世の中もどんどん変わりましょう。われらも変わらねば」というセリフが印象的でした。
変化なきものは淘汰されてしまいます。
自粛期間中の過ごし方でますます差が出る
- 「人が集まる=危険、リスクが高い」イメージが定着
- 在宅勤務(テレワーク)が進む
- 副業(複業)の解禁と促進
- 全国への人口分散
これらが、今後ますます進むと、別に1つの会社に所属して働く必要もなくなり、家にいながらA社の社員でもあり、B社の社員でもあり、C社の創業者でもある・・みたいな人も増えるかもしれません。
厳しい言い方をすれば
- 出社することが仕事と思い込んでいる。
- 出社しても特にやることがない。
- 定時を過ぎてから真面目に仕事をして残業代を稼ぐ。
- ITはよく分からないからなどと敬遠して学ばない。
- ITのことは部下や若手に丸投げ。
このような人々は容赦なく淘汰されます。
外出自粛の間も
・・・
特にやることがなく、スマホでゲームをしたり、だらだらYouTubeを見たり、撮りためていたドラマや映画を1日中みたり、同じニュースを何回もみたりといった生活をして、政府や自治体に対しては補償が少ないなどと文句ばかり言うAさん
・・・
今が仕込み時とプラスに考え、情報発信をする、コンテンツを作る、インターネットビジネスで稼ぐための準備や行動をする、在宅の強みを活かし、本業の仕事のレベルを上げようとする、政府や自治体の補償問題などの動きは確認しつつも過度の期待はしないBさん
・・・
いまはまだ差がなくても、将来的にはかなり大きな差になります。
わたしも、わたしの周りでも
自粛で外に出られないからこそ仕事がはかどる!と意気込んでバリバリ働いている人も多いです。
今後どうなるか、誰にも分かりません。
いまやっていることが合っているのか間違っているのか、今後に生きてくるのか無駄なことなのか分かりませんが、行動してさえいえれば何かつかめるのではないかと思っています。