COLUMN

身を置く環境を複数持つ理由

仕事は本業だけでなく複業(副業)する

家と会社の往復だけでなく

スポーツジムに通ったり

仕事や家族以外の人間関係も作るようにしています。

このように身を置く環境を複数持つ理由について解説します。

結論

  • できるかぎり悩みやストレスを減らすため
  • いざという時の逃げ場を作るのが大切と考えているため
  • 逃げ場がないと心身ともに病んでしまうから

複業(副業)する理由

2013年頃からフリーランスとしてインターネットビジネスを中心にやってきましたが、ひとつの仕事のみやってきたわけではありません。

アフィリエイトでも複数のブログやサイトを作り、複数の商品を扱ってきました。

自分の仕事以外でも業務委託、外注といった形で仕事を請け負ったこともあります。

最近もネットの仕事だけでなくセミナー講師やFPの仕事も行っています。

なぜ複業(副業)するのか。

それは

『リスク分散』のためです。

何事も絶対はない

ひとつの仕事に依存してしまうと、その仕事に万一のことがあったとき、一気に収入がゼロになるリスクを抱えてしまいます。

自分も2017年頃、美容系のアフィリエイトが好調でしたが、その後の規制強化や環境の変化で、一気に収入がゼロになる経験をしました。

事業が好調なときから、いざという時に備えて準備しておけばよかったですが、「ずっとこのまま良い状態が続くでしょ」と甘く考えてしまったこともあり、ほとんど何もしていなかった。

幸い貯金もあったし、資産運用もしていて利益が出ているものもあったので、路頭に迷うことはありませんでしたが「急に収入がゼロになる恐怖」は身にしみましたね。

お金がなくなるって想像以上にメンタルやられます。

なかには

収入がなくなったりするのはフリーランスや会社経営者の話。自分は会社員でちゃんと働いているから関係ない。会社を辞めない限り大丈夫でしょ・・・

このように思われるかもしれません。

確かに大企業や公務員など一般的にカタイと言われる場所に所属している人ほど、「仕事辞めない限り大丈夫」と思われているかもしれませんが、この先どうなるか誰にも分かりません。

例えば世界的に流行した感染症の影響で航空や観光業界は大打撃を受けました。

これまで華形と言われた会社や職業も関係なく、いざというときは「なくなる」かもしれない。

その事実をあらためて突きつけられた形になりました。

それしかないと逃げ場がない

家を建てる場合

柱がたくさんあれば

どれか1つ2つ雨水による侵食とかで倒れてしまってもカバーできるし、修理することもできます。

ただし

柱が1個しかなければ

それが倒れると

家全体が一気につぶれてしまいます。

収入源が会社員の給料1本だけだと、会社の業績や人間関係、通勤環境とかがどんなに悪化したとしても、我慢してしがみつくしかありません。

仕事を辞めると収入がなくなって生活に困るからです。

その一方で、会社員の給料以外の収入源があると、万一上記のような状態になったとしても、我慢する必要がありません。

仕事を辞めても他でカバーできるし、しがみつく必要がない。収入が一気にゼロになるわけではないのでメンタル的にも全然違います。

身を置く環境が複数あれば、それぞれを行き来することで無意識のうちにメンタルのバランスをとることができるし、離れる時間を作ることで、それぞれの良さやデメリットなどを客観的に判断できるかもしれません。

「これしかない!」状態だと逃げ場がなくなってしまいます。

どんなに嫌なことがあっても逃げることができず、ますます依存してしまうリスクもある。

全部自分で抱えてしまって心身の不調につながることもある。

これってめちゃくちゃ怖いです。

サードプレイスを持つ

家と職場以外の環境

サードプレイスを持つのも大事だなと思います。

職場はどうしても上司や部下といった上下関係がメインになりやすく、対等な関係で会話をするのが難しいことも多い。給料や地位、肩書きといった利害関係が発生しやすく、なかなか本音を言いにくい。

家は家事や育児でバタバタすることも多く、関係が近すぎて何を言われてもイライラすることってありませんか?(笑)

そこで家(自宅)でもない職場(会社)でもない第3のリラックスできる場所を持つ。

職業や肩書き、家族状況、年齢など関係なく対等に会話ができるって貴重です。

心身の安定や冷静に物事を考えたり判断するためにも大事です。

カフェでおなじみのスターバックス・コーヒーも日本上陸以来「サードプレイス」の概念を提唱しています。

「人々の心を豊かで活力あるものにするために—
ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」

なぜか分からないけど、スタバに入ると落ち着くことも多いですが、単なるカフェではなく店内環境も重視していることが分かります。

その一方で特に感染症流行以降は

ドライブスルーやデリバリー、モバイルアプリでの非接触型の注文などにも力を入れているので、臨機応変に優先順位を変えるのも大事と考えさせられます。

まとめ

身を置く環境を
複数持つ理由


特定のものに依存せず
リスク分散をして
いざというときの
逃げ場を作るため。

身を置く環境が複数あれば
それぞれを行き来することで
メンタルのバランスをとれる。

具体的には

本業以外の仕事を持って複業(副業)する、家と職場以外のサードプレイスを持つことから始めてみる。