MONEY

とらなくていいリスクや損を避けるには?

お金の勉強や実践に限った話ではありませんが、よく「リスクをとらないとリターンもとれない」と言われることも多いです。

もちろん、リスクをとらないと何も得られないのは確かですが、とらなくていいリスクをわざわざ抱える必要もないと考えています。

本来いらないリスクや損を避けるにはどうすればいいのか。

分からない・面倒くさいは都合が良いだけ

お金のことは

・難しい
・分からない
・面倒くさい

などと避ける人も多いですが、このような感情や行動って実は「上層部」にとって都合が良いだけです。

例えば税金や保険料は源泉徴収制度で自動天引きされることが多いけど、給付金など「もらえるお金」は自動的にくれるわけではありません。

自分で情報収集して、役所などに行って、申請手続きをして初めてもらえます。

難しい、分からない、面倒くさいなどと避けていたら、いつまでももらえないし、払う側は払う必要がないわけです。

こんなことを言うと陰謀論者扱いされてしまうこともありますが(苦笑)一般大衆がよく分からないからなどと避けるほど都合が良い人たちもたくさんいるわけです。

それぞれ価値観や考え方があるので何が正解とかありません。

現状に全く不満とかなければ話は別ですが、自分自身は「これっておかしくない?」とか「今よりもっと生活を楽にしていきたい」と思っています。

誰も教えてくれないからこそ、自分で情報をとりにいって学び続けるしかないと少しずつ考えるようになりました。

無知は損です

「知らない」って怖いし、永遠に搾取される可能性だってゼロじゃない。

そう考えたら「いやいや、ふざけんじゃないよ!いつまでも都合よく搾取され続けるのは嫌やわ」と考えるように。

それでいろんなセミナーとかに行って、これやったら儲かるよ〜と勧められた案件やネットワークビジネスに手を出したこともあります。

その結果・・・

お金を増やすどころか200万円以上損しました(苦笑)

今から考えたら「絶対にやらんやろ!」と思うものもありますが、当時の自分は無知すぎて何も知らなかった。

「基本的な土台や戦略、将来設計もないまま、単に儲かるか儲からないかといったモヤッとした基準だけで貴重なお金をぶっ込んでしまう」

これがどんなにハイリスクか身を持って学びました。

「よく分からないまま怪しい案件に手を出して、資産の大半を投げる。投げた途端に会社や経営者が飛んでいなくなる。それでトラウマになって、お金や金融そのものを毛嫌いするようになる」

このようなパターンは周りでも非常に多いです。

お金や金融、資産形成、資産運用そのものは全然悪いものではないし、むしろこれからの時代特に必要なものなのに、詐欺案件でトラウマを抱えたり、負のイメージが強すぎるために「誤解」される。

日本は同調圧力が強いので、周りに「お金=怪しい」と考える人が増えるほど、お金の勉強や実践を避ける人も増えます。

これって非常にもったいない。

・お金は怪しいよ
・投資なんて全部詐欺だよ

などと言われて
それに同調したとしても

あなたの将来や老後のお金まで
面倒見てくれるわけではありません。

最終的に責任とれるのは自分だけだからです。

だから、周りから何を言われたとしても、自分や周りの大切な人の日常生活、将来や老後のお金の対策はコツコツ続けていく必要がある。

とらなくていいリスクを避けるために

とらなくていいリスクをわざわざ抱える必要はありません。

  • よく分からないのにいきなり100万などの高額商品を買う
  • 目的や内容を把握していないのに、不安というだけで保険に入る
  • 納得していないのに、断りきれずに紹介された投資を始める

これらは無駄にお金を失うだけです。

もちろん、リスクをとらないと何も得られないのは事実だけど、とらなくていいリスクをわざわざ抱える必要もないと考えています。

本来いらないリスクや損を避けるにはどうすればいいのか。

やはりまずは知る必要があると考えています。

  • 有料セミナーに参加する
  • 実際に身銭を切って運用している人に聞く
  • 経験者から勧められた本を読む

といったことを繰り返す。

時々、「セミナー代3000円、5000円もするんですか?高すぎでしょ」と言われることもあります。

もちろん金額が高いから良いセミナー、安いから中身空っぽというわけではありませんが、無料よりは有料のセミナーに行くほうが効率が良いです。

万が一3000円や5000円払って、「全く意味ないな」となったとしても3000円や5000円のリスクで済みます。1回飲みに行ったと思えば気が楽です。

無料セミナーの場合は、入口は無料でもいろんなところに罠が潜んでいます。

多くの人は無料でセミナーしてくれて相談も受け付けてくれるの?ラッキーじゃん!と考えますが、相手も完全ボランティアでやっているわけではありません。

最近はZOOMなどを使ったオンラインセミナーも増えていますが、セミナー会場、マイクなどの機器、受付などのスタッフ、講師など、様々な経費がかかっています。

経費がかかる以上、どこかで回収する必要があります。

セミナー来てくれた人にバックエンド(商品)を販売されることもありますが、これも回収の手段の1つです。

参加者の何割か商品を買ってくれたら元がとれる仕組みになっているので、入口のセミナーを無料にしても問題ないわけです。

むしろ無料にしたほうが人は集まりやすいですね。

このようなカラクリを分かったうえで参加するのは全然問題ありませんが、何も分からないまま参加すると「カモネギ状態」です。

言葉は悪いですが、わざわざ出向いて「どうぞ好きにしてください」と言っているようなものです。

セミナーといっても、きちんと真っ当に開催しているものもあれば、明らかに詐欺やん!といったものまで、いろんなセミナーがあります。

これらを最初から全て正確に見極めるのは、ほぼ不可能。

だからこそ、何事も最初はまず知ることが大事です。

知ったうえで判断する

自分も最近はお金関係でもネットワークビジネスや暗号資産の案件などの情報を受けることがあります。

なかには

  • うーん、これは怪しいのでは?
  • 怪しくないけど自分はやらないかな
  • 怪しくないけど初期投資も大きいからタイミングは今じゃない

などと思うこともあります。

ただ、

明らかに搾取することが目的などよほどのことがない限り、最初から「その情報は全く必要ありません!」と全否定しないようにしています。

自分の先入観かもしれないし、たとえそのビジネスや投資は直接関わらなかったとしても、他の分野で関わったり意気投合する可能性もゼロじゃないから。

ビジネスでは別行動をしても、例えば趣味がテニスで意気投合してプライベートで遊ぶ仲になるかもしれない。

思わぬ形で誰かを紹介されるかもしれない。

どこからどう繋がるか分からないからこそ、遮断するのはもったいないのかなと思います。

百聞は一見にしかずといった言葉もあるように、実際に自分の目や耳で話を聞いて、情報を受けて、違うなと思えばやらなければいいだけ。

もしそれでLINEなどブロックされたとしたら、それまでの関係だったんだなということです(苦笑)

まとめ

「チャンスの神様には前髪しかない」という言葉もありますが、とにかく来た情報はまず話を聞いてみる、セミナーがあるなら参加してみる。

そのうえで違うと思ったら関わらなければいいだけ。

先入観やトラウマで話を聞く前に「いや、絶対に詐欺でしょ?怪しいよね?」と敬遠してしまうと、本来必要なものをとりこぼしてしまう可能性もゼロじゃない。

もちろんいろんな人がいるし、セミナーといってもいろんなセミナーがあります。

とらなくていいリスクや損を避けるためにも、まずはいろんなパターンやケースを知ることが大事だなと思います。