なぜ、自分自身は「本気でお金と向き合っていこう」「お金の勉強や実践はタブー視してはいけない」と考えるようになったのか。そこには、お金の問題は逃げたくても逃げられない現実があるから。逃げられないからこそどうするのか。今回はそのあたりの内容が参考になると嬉しいです。
お金の問題から逃げることはできない
お金が大事と話すと、なかには
- 人生はお金が全てではない
- お金、お金って強欲な人みたいで嫌らしい
- お金を稼ぐって悪いことだよ
- お金持ちはみんな性格悪いから近づくな
みたいなことを言う人もいます。
それぞれ価値観や考え方があり、何が正解で不正解とかはありません。
ただ、資本主義の世の中で生きる以上、お金が全てといっても過言ではないのが現実です。
完全自給自足で自分は誰にも頼らない、買い物も水道光熱費、スマホなどの通信費の支払いや契約も全然しない、近代文明と接触しないといった場合は別ですが、そのようなライフスタイルは非常にまれです。
ほとんどの場合はスマホやPC、ネットを使い、会社に通勤して給料をもらう、スーパーなどで買い物をするといった社会の中で生活しています。
お金があればできることが増え、逆にお金がなければできることが限られるのは紛れもない事実です。
例えば
新しい服が欲しい
↓
お金が必要
・・・
一人暮らしを始める
同棲する
結婚する
子どもが産まれる
部屋が手狭になった
部屋が広すぎる
↓
引っ越ししたい
↓
敷金
礼金(契約一時金)
モノの処分費
引越し費
↓
お金が必要
・・・
自分や家族が倒れた
↓
治療費
通院費
入院費
交通費
働けない
↓
収入はどうする?
↓
お金が必要
・・・
妊娠した
↓
妊婦健診
分娩費
通院や入院費
今後の生活費は?
家事は?
保育園/幼稚園は?
待機児童の問題
ワンオペ問題
家事代行サービスを使う?
↓
お金が必要
・・・
仕事家事育児で多忙
家族と過ごす時間とれない
↓
仕事をやめるか
↓
収入なくなる
どうする?
家計は大丈夫?
↓
お金が必要
・・・
・・・
・・・
結局どのようなシチュエーションでもお金は無視できないわけです。
お金があれば選択肢は増え、問題や悩みの9割は解決できるといっても過言ではありません。
結局は自分
結局はお金が大事、何とかしたほうがいいだろうけど何から始めたらいいか分からないといった感じでモヤモヤを抱えている人は非常に多いと思います。
ただ、誰かに相談したいと思っても、世の中は「お金の話をするのは良くないこと」といった謎の風潮、同調圧力もあるので相談しにくい。
相談して
- 「あの人はお金のことばかり考えている」って言われたらどうしよう
- 何か変なものや怪しいものを営業されたらどうしよう
- 批判されたり村八分にされたらどうしよう
といったことを考えて、結局「やめておこう」「別にいますぐ困るわけじゃないし」といったループで時間だけが過ぎていく。
勇気を出して「よし!投資やってみよう」となっても、巷では楽して儲かると謳う詐欺ばかり。どれが良いのか悪いのか、どう考えたらいいのか、お金の教育を受けていないので全然分からないわけです。
変な詐欺案件にひっかかってしまうとトラウマになり「やっぱり投資は全部詐欺だ、お金を儲けよう、増やそうなんて考えるほうがおかしかった」などと極端に考えてしまう可能性もあります。
ただし、
時間は過ぎても、たとえ詐欺師に騙されても、資本主義の世の中で生きる以上は、お金が必要なので悩みや不安が尽きない。そして、疲弊していって思考停止になる。
これって本当におかしくない?
お金は日常生活に最も身近な存在といっても過言ではないのに、なぜか、それを教える機会が義務教育の段階から全然ありません。
その理由は様々な説があるので今回は割愛しますが、今後も含めて「本質的な教育」が期待できない以上、自分で積極的に学んで行動していく必要があると考えました。
いざという時は誰も責任をとってくれない、自分の身は自分で守るしかないんだなと日々感じていますが、お金もそうです。
コ□ナ禍でも明らかになったように、今までの常識や当たり前が今後もずーっと続く保障はどこにもありません。
国や会社がなんとかしてくれるだろう・・と考えたくなりますが、満足できる対策をしてくれましたか?
国や会社側もいろんな事情があるのでなんとも言い難いですが、「国が〜会社が〜」と言っていては人生何個あっても時間が足りません(汗)
- 自分の人生は自分しか責任をとれない
- お金の問題から逃げることはできない
だからこそ、お金の問題はタブー視せずに今後も向き合っていきます。