仕事や家事、育児で忙しくて自分の時間がない、お金がない状況をなんとかしたい、現状を変えていきたいと考えている人も多いと思います。では、現状脱却のために今すぐできることとは?今回はそのあたりの内容を解説します。
結論
知ること
何事も始まりは知ることからです。
えっ?そんなこと?と思われる人もいるかもしれませんが、これはかなり大事だなと自分自身の経験からも強く考えています。
当たり前の崩壊
コ□ナ禍の影響はまだまだ続いていて、今まで当たり前とされてきた生活スタイルや社会の仕組みは崩壊し始めています。
仕事関係では、給料削減、ボーナスカット、在宅勤務の増加、解雇をされるケースが増え、
プライベートでも
休日に友だちと会って食事をしたくても、万一の状況に備えて職場から制限がかかった人も増えています。
特に給料やボーナスカットで収入が減った人は死活問題。
以前から、労働だけでは限界があると言われてきましたが、コ□ナ禍がその問題をさらにあぶり出した形です。
お金は無視できない存在
日本は資本主義社会なので、完全自給自足生活をしない限り、毎日の生活をするにはお金を稼ぐ必要があります。
今までの方法(労働)で収入がとれないなら、労働以外の他の方法を考える必要があります。
このままでは本当にヤバい!と危機感を持ち、
資産形成、資産運用、投資、マネー対策、マネーリテラシー、金融リテラシーなど様々なキーワードで話題になっていますが、在宅で稼ぐ人や実際に投資を始める人も増えました。
ただし、興味を持っても実際に行動に移す人は100人いたら10人以下(10%以下)です。
それはなぜか。
・分からないから
・マインドブロックがあるから
上記が大きな理由です。
お金の5つの力(稼ぐ、貯める、ふやす、守る、使う)を私たちは義務教育や社会に出てからもほとんど教わりません。
学校教育は会社員(サラリーマン)を育成する「労働者脳」を鍛えるための機関なので、投資家脳を鍛える機会はほとんどない。
「働かざる者食うべからず」といった言葉に代表されるように、お金を稼ぐには一生懸命働くしかないと教え込まれます。
極端な話、それ以外の考え方や手段は怪しい、詐欺といった感じで思い込むようになり、ますます自分自身を追い込んでしまう。
そしてネット上に転がっている投資案件などの90%以上は詐欺なので「ほら、やっぱり詐欺だ」「一般人が楽してお金を儲けようなんてありえないんだ」とトラウマを抱えてしまう。
そしてますます、お金に関する情報収集を避けるようになって、いつまで経っても全然生活が楽にならない悪循環です。
お金の基本や本質を教わる機会、学ぶ機会や場所が全くないので、いつまで経っても分からないまま。
この状態を脱却するには、お金のマインドブロックを少しずつ外していき、会社員として働いて給料を得る手段以外の方法があること、お金の基本や本質を知ることです。
お金に限らず、なんでも、まずは知らないと始まりません。
まずは知ることから
孫子の名言に「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」がありますが、相手を知らないと何も始まりません。
- 今まで触れたことがない情報にふれる
- 会ったことがない人に会ってみる
- 行ったことがないセミナーに参加してみる
これは確かに楽ではないです。
現状維持バイアスといった言葉もあるように、今まで通り「慣れ親しんだ環境で過ごす」ほうが楽だから。
よく
- 今の状態のまま成功したいです
- リスクをとらずにお金稼ぎたいです
- 勉強、セミナーとか面倒くさいし難しい。それをしなくてもできる方法はありませんか?
といった質問を受けることもあります。
結論から言えば「ありません」
もし、リスクをとらず、今の状態のまま成功できるなら、すでに成功しているはずだからです。
成功できていない、生活が厳しい、時間がお金が仕事が家事が育児が〜といった状況の場合は、いまの状況を見直していく必要がある。
まとめ
- まずは知ることから
- いまの状況や環境を見直す
といっても90%以上の人はやりません。
現状維持バイアスに支配されて、自分が知らないことや慣れていないことに対して拒否反応を示してしまうから。
行動しても継続する人はさらに減って全体の1%以下だそうです。つまり99%の人は、たとえ現状がどんなに悪化したとしても何もしないし変わらないまま。
そして、どんどん状況が悪化すると、国が〜、会社が〜、職場の上司が〜といった感じで他責思考にがんじがらめ。
こうなってしまったら本当にヤバい!自分の人生は誰も責任をとってくれない(とれない)から自分でなんとかするしかないと考えるようになってからは、失敗もたくさんしながらコツコツ積み上げるようにしています。
自分が知らないこと、周りがやっていないことは怪しい、どうせ詐欺でしょ?とはねつけるのは簡単です。
全然知らないし正直怪しさしかないけど、もし仮に本当だったら?本物だったら?と考えるか、それとも「どうせ詐欺だから」と拒否するのかは自由です。
コ□ナの影響で、慣れ親しんだ環境が崩壊して、どうしたらいいか右往左往してしまうケースも激増しました。
何かあってからでは挽回するのが難しい、急には変われないからこそ、普段からコツコツ積み上げていきたいですね。