私自身もそうですが、なぜお金の勉強や実践をするのか、なぜ大事なのか、最大の目的をあらためて整理しました。
- お金とは何か
- なぜお金の悩みや不安がなくならないか
- なぜお金の勉強をするのか
- 資産形成をする理由は何か
このような内容を考える機会になれば嬉しいです。
結論
なぜ、自分自身は
お金の勉強や実践をするのか。
お金持ちになる(資産を増やす)のも、もちろん目的の1つですが、それ以上に大事なのは、
- お金に振り回されないようにすること
- 日々の生活や将来、老後不安を解消すること
このように考えるからです。
お金持ちになりたいと言う人は少なかったとしても、
- お金の悩みや問題から解放されたい
- お金に振り回されたくない
- お金の問題さえなければ解決するのに
- 日々の生活は大丈夫かな
- 将来どうなるか不安
- 老後が不安でたまらない、老後の不安を解消したい
このように考えている人は多いのではないでしょうか。
お金持ちになりたいの?
これはよく言われます。
- お金の勉強や実践をしています
- お金の考え方、資産形成の基本は大事
- 資産形成、資産運用しています
などと言うと
- お金持ちになりたいのですか?
- お金持ち目指しているんだね、頑張ってね
- お金持ちになったらたくさんおごってね(笑)
- お金、お金ってあまり言い過ぎると友達なくすぞ〜(笑)
- お金に困ることが出てきたら相談するね
このように言われることもあります(上記は実際に私自身今までに言われたことがある内容です)。
もちろん、お金持ちになりたいか?と聞かれたらなりたいです!そりゃあ、お金はないよりあるほうが良いから。
資本主義の世の中で生きていく以上、お金がたくさんあれば人生の選択肢やできる幅がグーンと広がりますし、一方でお金がなければ選択肢や幅は狭くなってしまいます。
- 私は別にお金持ちになりたくない
- 世の中お金が全てではない
- 別にお金がなくてもやっていける
- お金お金って言うと性格悪いと思われる
このように考える、主張する人も少なくありません。
確かに、世の中お金が全てではありません。お金以外に大事なものはたくさんあります。
ただ、資本主義の世の中では、お金の有無で、できること、幸福度が変化するのは紛れもない事実です。
なぜ毎日満員電車に揺られながら、不満を言いつつも会社に行く人が多いのかと言われたら、「生活のため(お金を稼ぐため)」だからです。
別に自分はお金はいらない、お金持ちになりたくないし興味もないという人ほど、実際は誰よりも一番お金のことを常に考えています。
もし目の前に100万円の札束が置かれていて、欲しい人は持っていってくださいと言われたとします。
持っていくと詐欺に加担させられるなど、何らかの罠が待ち構えているといった裏はないとします。純粋なプレゼントです。
おそらくほとんどの人は持って帰りますよね。
臨時でもし100万円入ったら、できることが増えます。
持って帰らない人は、全くお金に困っていないか、正真正銘「お金はいらない」と考えている人です。
100万円プレゼントの事例をみても、「私は別にお金持ちになりたくない」と言う人の99%は嘘だと考えています(笑)
実際には、今よりもお金を増やしたい、資産を増やしていきたい、お金の悩みから解放されたいと考えても、日本の場合は、お金の話をするのは良くないとかタブー視される傾向にあるので、周りに相談しにくい雰囲気もありますね。
よく、お金持ちの人からは
「世の中お金が全てではない」と言えるのは、実際に日々の生活や老後を含めてお金に困らない状態になった人だけだと言われます。
お金に困らない状態になって初めて、お金が全てではないと思うようになる。
自分や家族など周りの大事な人たちの生活や老後の安心安全を確保できるまでは、お金は大事と考えて、周りにもそれを言い続ける必要がある。
このように教えられたときは、まさにそうだなといろいろ考えさせられました。
お金に振り回されたくない人は多い
はっきり、「お金持ちになりたい」と考えていなかったとしても、
- お金の悩みや問題から解放されたい
- お金に振り回されたくない
- お金の問題さえなければ解決するのに
このように考えたことはありませんか?
例えば子育てをしている家族の場合
子どもから
- 習い事をしたい
- 海外に語学留学に行きたい
- 海外の高校や大学を目指したい
- 私立の中高大学に行きたい
- そのために塾に通いたい
と言われたら?
親自身が子どもに「○○させたい」と考えるパターンもあります。
仕事と生活関係では
- 本当は満員電車に乗らずに通勤したい
- 職住近接で、会社に徒歩や自転車で行ける距離に住みたい
- 本当はマイカーを持ちたい
- 気軽にタクシーに乗れる余裕がほしい
- 新幹線のグリーン車で移動したい
- 大きなテレビやソファがほしい
- ルンバなど家事が自動化できる家電がほしい
- 海外旅行の時はビジネスクラスでゆったり移動したい
- 帰省なども家族が増えると移動費がかかる
このように考えている人も多いのではないでしょうか。
結局は「本当は○○したいけど、お金がないから厳しいよね」となり、「ビジネスクラスで移動なんてぜいたくだ、エコノミーで十分だから」などと無意識でも自分で自分を納得させていきます。
「うちはお金がないから私立は無理。だから公立しか選択肢はないよ」と親から言われたら、子どもも「そうか、そうだよね」となります。
一方でお金があると、
- 家事を自動化する家電を買える
- 家事や掃除代行など、様々な代行サービスを利用できる
- 子どもがやりたい!と思うものをさせることができる
- 移動費を気にせず、特急や新幹線のグリーンに乗れる
- 帰省や旅行も気軽にできる
といったことが可能になります。
お金の有無で明らかに人生の選択肢や心身の余裕レベルが変化するわけです。
実際に自分の周りの人や家庭をみても、お金の有無で生活環境や家族仲などが全然違うことも少なくありません。
それらをみても「やっぱりお金は無視できない」と考えさせられます。
自分で学ぶしかない
例えば「お金の勉強や実践をしよう」と呼びかけても、大半の人は反応薄です。
- そんな余裕ないから
- 今の給料でそんなの無理
- ただでさえ仕事、家事、育児で大変なのに
- 現実見ろよ
- 世の中そんなに甘くないんだよ
- 理想と現実は違うよ
- 口で言うのは簡単だよね
などと、最初から諦めモード全開なのです。
これを知った時は私もショックを受けたのですが、
残念ながら、いまの資本主義で「普通の生活」をすると、いつまで経っても生活は楽にならない不都合な現実があります。そして時間が経つほど「そういうものだ、仕方ない」と刷り込まれていきます。
本来なら義務教育とかでもお金の本質や資本主義の仕組みを教えてほしいですが、おそらく「大人の事情」で今後もしばらくそれはないと思います。
あるとしてもiDeCoやNISAといった投資の手段の話が多いと思います。
本質は教えないほうがいろいろ都合が良いのかもしれません。
待っていても教えてくれないからこそ、自分で情報を取りにいき、取捨選択を繰り返しながら学び続けるしかないなと自分は考えました。
まとめ
今回は
なぜお金の勉強や実践をするのか、なぜ大事なのか、最大の目的について書きました。
よく「お金持ちになりたいですか?」と聞かれますが、本質はそこではありません。
もちろん、これは私の考え方ですし、十人十色で様々な考え方や価値観があって当然だと思っています。正解はありません。
ただ、今回の内容が、あなたやあなたの周りの大切な方々の参考になれば嬉しいです。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。