THOUGHT

不満・愚痴・不安・恐怖・悩みとの向き合い方

日々生活していると様々な不満や愚痴、不安や恐怖、悩みも無数に出てくると思います。

例えばお金関係でも

実際に口に出さなかったとしても

  • 夫(妻)の給料が少ない
  • お小遣いが少ない、もっと増やせ
  • 朝から晩まで家事、仕事、育児と時間が全然ない
  • 欲しいものはたくさんあるけど買う余裕がない
  • 給料が上がらない
  • ボーナス(賞与)カットで車や家のローンの支払いが厳しい
  • 家計ギリギリで貯金する余裕は全然ない
  • 貯金できないから老後2000万円以上必要と言われてもピンとこない
  • もっと生活を楽にしたい
  • 本当は家事代行サービスなども使って時間を作りたい
  • もっと夫婦でデートしたい
  • 家族と遊びに行く時間が欲しい
  • 働きたくない
  • 働かなくてもお金が入ってきたらいいのに

このような不満や愚痴、不安や恐怖、悩み、欲は誰もが持っています。

どのように向き合うか

それが積み重なるほどストレスになって、場合によっては、うつなどの病気になってしまうケースもあります。

ストレスを発散するためにどうするか。

例えば

  • 晴れた日に外に出て運動する
  • カフェなど家以外の落ち着ける場所に行く
  • ドライブする

このような方法で発散(解消)する人もいます。

女性に多いと思いますが、カフェとかで友だちに会って、いろんな話をして感情を共有することもあります。

他には、居酒屋に行くと、会社の同僚と思われる人たちが、上司や部下、会社への愚痴を言い合っている光景を見ることもありますね(苦笑)

愚痴を言うだけでは何も変わらない

運動する、カフェなど家や職場以外の場所に行って気分を切り替えるといったことは、個人的にはかなり効果があると考えて、最近も実践しています。

ただ、注意したいのは

  • 居酒屋とかで上司や部下、会社への愚痴を言う
  • ネガティブな言葉を多用して、友だちに愚痴を言う

このようなパターンです。

これは一時的にはストレス発散になって快感を覚えるかもしれませんが、長期的には解決にはなっていないからです。

むしろ自分自身の信頼度を下げてしまうリスクがあります。

もし、あなたが会社の同僚と居酒屋カフェに行って、ずーっと会社や家族の愚痴を聞かされたらどうでしょうか。

  • 夫(妻)の給料が少ない
  • 夫(妻)の不満を挙げまくる
  • 家事、仕事、育児が大変で不満のオンパレード
  • 給料が上がらないことへの不満
  • 上司や部下、会社への不満
  • 給料増やせ、年金増やせ、退職金増やせといった不満

極論、何か言うと、ほぼ必ずネガティブ発言といった人もいます。そんなに嫌なら辞めたらいいのにと思いますが、それを実際に言ったとしたら高確率でキレられます(苦笑)

確かに現状に不満がある人は多いし、それを誰かに伝えることでストレスを解消したい気持ちも分かります。

ただ、それだけで現状が劇的に良い方向に変わるわけではありません。

「このままでは嫌だ、ヤバい」と思ったら、コツコツ改善するための行動をしていく必要があります。不満を言いまくったら誰かが助けてくれる、国や企業がなんとかしてくれるわけではないからです。

もし

  • 今働いている会社が嫌なら辞める
  • もっと条件や環境が自分に会う会社へ転職する
  • 家事育児で自分の時間が全然作れない場合は代行サービスを使う
  • 働く時間を減らしていきたい場合は、労働以外で収入が得られる仕組みを作る

といったことを始める。

それをするしないは本人の自由で、誰かに強制されるものでもありません。

不満や愚痴を言うだけで何も行動していない人から、次第に周りの人は離れていきます。

常にネガティブな発言をする人の近くにいると、次第にこちらもネガティブな発言をしたり、負の感情に支配されるようになる。

これでは精神的にも病んでしまうだけなので、私も、このような人がいたら全力で距離を置くようにしています。

どこかのタイミングで本人が気づけばいいですが、多くの場合は気づかないまま時間だけが過ぎていきます。

悪循環

気づいたときには
誰もいなくなる

孤立する

さらに
ネガティブになる

信用、信頼低下

ますます孤独に

これでは「悲劇」です。

実は不満はない

毎度ほぼ必ずネガティブ発言が出てくる人は、そのような「ネガティブ発言をしている自分の状況に満足している」可能性が高いです。

口では

  • この上司や部下の仕事ぶりや態度は許せない
  • こんな給料で生活できるわけない
  • こんな会社、絶対にいつか辞めてやる

などと言っていても、実際は無意識でも不満はなく、むしろ満足している状態だからです。

今働いている環境からすぐに抜け出したいと、もし考えていたとしたら

  • 職務経歴書を書いてみる(自分の履歴やスキル等の整理)
  • 転職サイトに登録する
  • 信頼できる友人に転職活動を始めたことを報告して、おすすめの求人があれば教えてもらう体制を作る
  • もし仮に1年間無職だったら生活できるか、貯金はどうなるか試算してみる
  • 複業(副業)を始める
  • ネットで稼ぐ方法を調べる
  • お金の勉強、資産形成の勉強を始める
  • 転職等で必要なスキルがあれば、勉強を始める

といった感じで少しずつ行動するはずです。

本当にいまの状況が嫌で、何が何でもすぐに抜け出したいと思ったら、誰かに指摘されるまでもなく、自発的に始めます。

ネガティブ発言をするだけで何も行動していない場合は、

  • 実は現状に満足していて、それを自分で選んでいる
  • まだ現状を変えていくだけの緊急性、必要性を感じていない
  • 国や企業、他人などにネガティブ発言をする自分が好き

これらのどれか、場合によっては全部当てはまるのかなと思います。

まとめ

様々な不満、愚痴、不安、恐怖、悩みを抱えている人は多いですし、私たちも人間なのでこれらの感情を持つことは自然なことです。

むしろ、これらの感情が一切ない、今までも感じたことがない人は、ほとんどいません。

ただ、現状に不満があってもそれに文句を言ったり、「○○だったらいいのに」などと言うだけだったり、他人を叩くだけでは何も変わりません。

その一方で、負の感情は現状を変える活力、武器にもなります。

「いまは月20万円以下で生活も厳しいけど、必ず月100万、1000万、それ以上を達成する!そして、資産形成をして、例えばハワイに行きたい時に行ける状況を作る!」といった感じで刺激しあえる人がいると心強いですね。

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今回は自分自身への戒めも含めて記事を書きました。

私自身、不満や悩みを抱えるだけで、なかなか行動に移せないケースもまだまだ多いので、定期的に見直していきます。